応急処置について

怪我をしたら必ずやるべき6つの処置

PRICES処置

  • 保護 (Protect)

    安全な場所に移動する

  • 安静 (Rest)

    運動を中止し患部を安静にする

  • 冷却 (Ice)

    氷のうなどで患部を冷やす(凍傷注意)

  • 圧迫 (Compression)

    バンテージ、タオルなどで患部を圧迫する

  • 挙上 (Elevation)

    なるべく患部を心臓より高い位置にする

  • 安定・固定 (Stabilization/Support)

    タオル、三角巾などで患部を固定する

応急処置の基本「PRICES処置」とは?

PRICES処置は6つの処置から成り立っており、これらの頭文字を使ってPRICES処置と呼ばれています。

スポーツ外傷を負ったときなど、この応急処置を病院やクリニックに行くまでの間に行うことで、怪我の程度を最小限に止め、早期治癒に繋げることができます。

この応急処置は部位・症状にもよりますが、PRICES処置の方法として『I冷却(Ice)』を15~20分ほど行い、40~60分程度のインターバルを置いて再度PRICES処置を行います。受傷後24時間~72時間の間はこの繰り返しを行う必要があります。専門医に受診してもらうタイミングは受傷当日もしくは翌日をお勧めします。

以前までは皆様が良く知っている応急処置としてはRICE処置の4つが一般的でしたが、近年では”P”と”S”が追加されて「PRICES処置」となり、この6つが基本になってきております。

応急処置の流れ「PRICES処置」

  • PRICES処置

    01

    アイシング素材には専用アイスパック【1】、氷のう【2】、家庭用保冷剤など、様々な物があります。

    ※凍傷にご注意ください。

    アイシングする際は、患部を直接冷やさず、ハンカチやフェイスタオルを患部とアイスパックの間に入れてください。

  • PRICES処置

    02

    バケツに冷水を入れてアイシングするのも一つの方法ですが、バケツの場合アイシング中に患部を挙上しておくことができません。

    可能であればアイスパックなどの圧迫(Compression)効果がある素材を使用した方が効果的です。

  • PRICES処置

    03

    アイシングの時間は15分~20分程度行い、40分~60分のインターバルを取り、もう一度アイシングを行います。

    受傷後24時間~72時間の間はこの繰り返しを行う必要があります。

  • PRICES処置

    04

    まとめ

    1.直接冷やさず一枚ハンカチを挟んでください。

    2.患部を挙上してください。※可能であれば心臓の高さまで。

    3.冷却時間は15分~20分(2回繰り返し行う)

    4.時々爪を押して血行状態を確認してください。※写真(上)

怪我の予防のためには

ウォーミングアップ&クールダウン

いわゆる準備体操と整理体操です。

極めて重要なことですが、軽視される傾向にあります。

ウォーミングアップ

激しい運動の前に軽い運動をすることで、徐々に心拍数を高めて行き、血液を全身に送ります。

局部の筋肉は充分な血流を確保できることで、初めて最大限のパフォーマンスを発揮できます。

ウォーミングアップ時の心拍数の目安はおおよそ100~110の範囲が良いと考えられます。

これは110を超えなければ有酸素運動となり、疲労物質である乳酸が溜まらないからです。

110以上になってしまうと乳酸が出て、ウォーミングアップ時の時点で疲労が溜まってしまい逆効果だからです。

【ウォーミングアップ所要時間】アップに要する時間の目安は最低でも15分から、平均的には30分~40分行いましょう。

クールダウン

急に運動をやめてしまうと、運動時に発生した疲労物質である乳酸などが充分に除去できず、筋疲労が長く続く結果になります。

そのためゆっくりとクールダウンを行いましょう。

クールダウンは、筋肉中の疲労物質(乳酸など)の除去を促進させることが主な目的です。

筋肉は、運動強度が増して酸素の供給や乳酸の再利用(酸化)が間に合わなくなると、疲労物質が蓄積し、収縮できないようになります。

運動中に筋肉が痙攣したり、つってしまったりするのはそのためです。

一日の疲労はできるだけその日のうちに取り、蓄積させないことが怪我予防の第一歩です。

また、クールダウン後にアイシングを行い、さらに入浴後や就寝前にストレッチングを行うことは、クールダウンの効果を倍増させ、局所疲労回復に威力を発揮します。

精神的リラクゼーションも神経性疲労の除去のために必要なことです。

【クールダウン所要時間】15分

【アイシング所要時間】15分~20分

※疲労が強い場合はアイシング後に入浴し温めることをお勧めします。ただし、痛みがある場合は入浴はせずにPRICES処置を行ってください。

競技別スポーツ障害
部位別スポーツ障害と外傷

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